素晴らしき記念館 日中線記念館 [鉄道紀行]
以前、弊ブログで日中線を取り上げた。
その際、熱塩駅の日中線記念館を取り上げたが、この夏に短時間ながら、ようやく行くことができた。
(以前の記事は、こちら)
その際、熱塩駅の日中線記念館を取り上げたが、この夏に短時間ながら、ようやく行くことができた。
(以前の記事は、こちら)
行って見てまず驚いたのが、予想に反して訪問者が多かった事だ。車でしか行くことができないにもかかわらず、15:30ごろの訪問で
4組ほどの見学者がいた。やはり宮崎駿作品を思わせる洋風の駅舎は、何かしらの心の原風景を刺激する様で一見の価値あるということなのだろうか?
また、駅の雰囲気も素晴らしいのだが、展示物も、よく手入れをされており地元の方の愛情を感じる。
そして、展示物のハイライトは、ラッセル車キ100形とオハフ60系客車である。
両車と内部に入ることができる。特にキは、サイドの雪よけ用の大きな板を動かす機構を、内部からじっくり観察することができるといった貴重な体験が可能だ。また、各所、痛みがあるものの比較的綺麗な状態を保っている。
廃止後、廃墟と化してしまい、当時の事も知る由もなくなってしまう路線が多い中、こうした残す取り組みに大いに賛同したい。そして、地元の悲願だった鉄道敷設、廃止後も大切にされていることに誇りさえ感じてしまうり
今後、この取り組みが、次の世代にも引き継がれて行く事を切に願うばかりである。